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#キッズ&ヤング

リコ−ダ−を吹く自信がなくなりました。

リコ−ダ−で「ミッキーマウスマーチ」を練習しています。ぼくは、あまり得意ではないけれど吹くのが楽しいです。先生が指の使い方や息の出し方を丁寧(ていねい)に教えてくれるから、がんばっています。でも、この間の授業で「『ミッキーマウスマーチ』を吹いてくれる人」と言われて思わず手をあげてしまいました。みんなの前でピ−と高い変な音が出てしまい、はずかしくてたまりませんでした。クスクスと笑う声も聞こえました。もう吹きたくないです。(小3:しんた)


しんたさんは、音楽が好きなのでしょう。リコ−ダ−というと、3年生が初めての楽器ですね。それなのに「ミッキーマウスマ−チ」の曲を吹いているなんてすごいなあ。だって、指使いが難しいところがあるし、リズムの速いところもある。さらに、決められた指でしっかり穴をふさがないと正しい音が出せないから、練習にも力が入るね。

音楽の先生の説明をしっかり聞いて、指の動かし方や息の出し方を覚えて、たくさん練習したからいい音を出せるようになったんだと思うの。ほかには、どんな曲に挑戦(ちょうせん)したのかな。「山のポルカ」や「よろこびのうた」とか。きっと楽しく練習していたのではないかな。ピ−という変な音が出てしまったのは、ほんの一部で、大部分はうまくいったのなら、3年生としては立派(りっぱ)。だから、少しぐらい間違えたって気にしない気にしない。今は、上手に吹くことより楽しく吹くことがとっても大切。

だって、始めたばかりの3年生はしんたさんだけじゃないでしょ。4年、5年、6年に進んでいろいろな曲に挑戦できる。みんなで合わせると、きっと楽しいよ。ファイト。

佐々木 教子(北区立浮間小学校・こども支援士)