会員活動の紹介

平成30年度 日本子ども支援学会第2回委員長・事務局連絡会 議事録

日 時:平成30年6月30日(土)14:30〜16:30
場 所:ルノアール会議室3F 5-B室
  出席者:深谷昌志, 深谷和子, 滝口優, 森永徳一, 河村真理子, 金城 悟, 三枝惠子, 斎藤恵子, 清文枝, 中山哲志(敬称略)

I 報告事項
(1)全体
深谷昌志会長より、今後の学会の運営について、決議事項は常任理事会で、運営については「委員長・事務局連絡会議」が担当すること。ワークショップやフォーラムに関する内容も委員長・事務局連絡会議での協議事項とし、実施は事務局が担当することで進めたいとの報告があった。
また、年間の全体での取り組みとして、フォーラムは、実践的な内容を扱うパネルと理論的な問題を扱うワークショップで構成し、例年9月に実施する。ワークショップは専門的なテーマについて講師を招いて話し合うもので、年2回、5月と1月に行う予定であることが説明され、確認された。
(2)事務局・委員会報告
1) 事務局長
中山哲志事務局長より、事務局の担当者が報告されました。ホームページが充実し、外部の人にも学会の動きがわかるようになってきたこと、今後も事務局を充実させ、さまざまな課題が出て来たときには柔軟に対応をしていくとの考えが述べられた。
2) HP委員会
深谷昌志委員長より、維持管理の方法と費用について説明があった。今後HPに、色々な記録を載せていき、それが蓄積されていけば、それらが貯金通帳のように学会の財産になっていく。このような運営方針で進めていくとの考えが述べられた。
3) ニュースレター委員会
深谷和子委員長より、ニュースレターは、臨時増刊号も含め、年に7回くらい刊行し、実践研究をトップにアカデミックなもの、会員同士をつなぐリラックスした内容なども盛り込んで構成していく。将来的には審査に耐えうるような論考も収録できるようにしていきたいと述べられた。
4) 紀要委員会
森永徳一委員長より、紀要については、「風の便り」に蓄積されていくものをベースに構成してはどうかと考えていることが話された。また、深谷昌志会長より、研究業績となるような査読を付けるかどうかについては、今後検討していくとの考えが伝えられた。
5) 交流委員会
滝口優委員長より、「子ども支援」の学会は本学会しかなく、研究と現場を繋ぐということでとても大事な学会となる。現場で活動しているグループをリストアップして、一緒にやっていけるものを探しつないでいきたいと述べられた。
6) 調査研究委員会
河村真理子委員長より、資料を基に今回の調査研究について説明が行われた。国際比較と合わせて、今の現場でどのようなことが問題になっているのか、フリートークを生かした調査を進めていくことが報告された。
7) こども支援士委員会
深谷昌志会長より、こども支援士の講座や認定審査について、今後日本子ども支援学会で引き受けていくことができないか、検討していきたいとの考えが述べられた。

II.協議事項
以下のことが参加者によって話し合われ、承認された。
1.第一回議事録(案)について
第一回委員長事務局連絡会(常任理事会)の議事録(案)が提示され、議事録として承認された。
2.学会の活性化について
特に地方での活動について、首都圏以外の地域でフォーラムを開催したり、地域丸ごとで子育てをしているような地方自治体の首長や職員を巻き込んだりできないかなどについて話し合われ、活発に意見交換が行われた。
3.特別会員制の導入について(常任理事会審議事項)
海外会員について、会費は希望があれば免除することができるとし、その内容を会則の7条に5を付け成文化したものを加えることについて協議し、常任理事会審議事項として諮られることが決議された。
4.委員会役職者の追加変更について
委員会の役職者の追加や変更は、ホームページに掲載し周知していくことが確認された。
5.第2回フォーラムについて
第2回フォーラムは9月15日の13時から17時まで東京学芸大学で開催することが報告され、当日の役割分担など準備について確認された。
6.今年度の支出計画について
資料を参照しながら、収入と支出についての報告があり、各委員会の予算や出納の方法について話し合われた。
7.ワークショップについて
7月14日14時から16時に、貸し会議室ルノアールで「レジリエンス」についてのワークショップを開催することが確認され、役割分担などが話し合われた。(後日、日程が10月13日に変更された)
8.次回開催について
次期会議(予定)は10月13日を第一候補とし、貸し会議室プラザで行うことが確認された。

(文責 清文枝)