#キッズ&ヤング
明日のクラス替えがドキドキして眠れそうもありません
明日から6年生。クラス替えの発表です。小学校最後の担任の先生はだれ先生なのか、だれと同じクラスなのかを考えると、楽しみだけど心配でドキドキします。なかよしのみほちゃんといっしょになれるかなあ。厳しい先生だったらどうしよう。今日は、なかなか眠れそうもありません。(小6:ともみ)
ともみちゃん、明日から6年生。おめでとう!!最高学年になるのね。
だれが担任の先生になるのか、だれと同じクラスになるのかを考えると、わくわくするけど、厳しい先生だったらどうしようとか、仲よしのみほちゃんといっしょのクラスになれるかなとか考えると、心配になりますね。
クラス替えって、5年生の時のともみちゃんたちの様子を見ていた先生たちが、この子とこの子はいっしょのほうががんばれそうだなあとか、この子とこの子は別々でもきっとだいじょうぶとか、この子とこの子はけんかしやすいからちがうクラスのほうがいいな、などと何度も何度も一生懸命考えて決めるのよ。校長先生や教頭先生、そのほかの先生たちの意見も聞くのよ。この子はどうかな、この子はどうかなと、一人ずつ確かめて、これできっとだいじょうぶと思えるまで考えているの。だから、ともみちゃんとなかよしのみほちゃんが同じクラスになったときには、いっしょにがんばってほしいなと先生たちが考えたということだし、もし違うクラスになったときは、みほちゃんとはなれても、ともみちゃんはまた新しい友達をつくってがんばれそうだと考えたということだと思うの。はじめははなれちゃってさびしいと思うかもしれないけれどね。みほちゃんとはなかよしなのだから、お互い(おたがい)に新しい友達ができたら、友達が2倍に増えるって考えたらどうかな。
担任になる先生も、このクラスの子はどんな子たちかなあ、どんなクラスになるかなあって、実はドキドキしているのよ。そう見えないかもしれないけれどね。最高学年の6年生だから、担任の先生は、ともみちゃんたちに下級生のお手本になってほしいと期待していることでしょう。厳しいことを言うのは、きっとこの子たちならがんばれるって思うから言うのよ。だけど、厳しいと思っていても、話してみると、じょうだんを言ったりドジをやったりして、初めの印象と違った!なんていうことはよくあることよね。
ともみちゃん、クラスの友達とたくさんの思い出がつくれる6年生が明日から始まるね。委員会活動や行事などで学校のリーダーとなって活躍(かつやく)できるね。あまり心配しないでぐっすり寝て、明日、元気に行ってらっしゃい!
吉田 佳代(つくば市立東小学校教諭・こども支援士)